武骨さがたまらないロシア製ウオッチ

STURMANSKIE

, 4月 12, 2011 コメントは受け付けていません。

人類史上初の宇宙へ行った時計”シュトゥルマンスキー”

1961年にソ連空軍パイロットであったガガーリンが人類史上初の宇宙飛行士として世界にその名を知らしめた。
そのとき、腕に巻かれていたモスクワ第一時計工場製造のシュトゥルマンスキーであった。モスクワ第一時計工場は、ガガーリンの偉業を称えPOLJOT(パリョート 飛行の意)に変更した。

そのモスクワ第1時計工場の流れを汲むシュトゥルマンスキーは、コスモウォッチであることから手巻き時計にこだわり製造され続け、宇宙飛行士や、政府高官のみに支給され軍関係者のみに使用されMIGのパイロット達にも愛用された。
そして、2002年には、ユーリー・シャーギンが、GAGARIN ANIVERSARYモデルを着用し宇宙へ飛び立たった。

シュトゥルマンスキーの特徴は、インダイヤル回転ベゼルである。
その機構は、サイレントアラームを目的とし、通常の回転ベゼルのように埃等で劣化することなく使えるという点が魅力。
現在もシュトゥルマンスキー伝統のスタイルを守り次々と新しいモデルを輩出している。

POLJOT社はシュトゥルマンスキーだけでなく、戦艦の司令室におかれるマリンクロノメーターやSEA CHRONOMETERなども排出した。同型のOKEANは、テレメーター機能を装備しロシア海軍北海海軍第31原子力潜水艦艦隊(ロシア最大の艦隊)にも使用され、当時のモデルは現在でも多くのコレクターにより愛用されている。
近年、POLJOT社は消滅し、VOLMAX社によりその意思は受け継がれ現在でもシュトゥルマンスキーは生き続けることができた。

GAGARIN ANIVESARY
OKEAN


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