ENICAR

2011/04/12 コメントは受け付けていません。

1854年に誕生したエニカの歴史は、スイス時計産業の歴史でもある。

エニカの名前の由来は、創業者の「RACINE」スペルを逆にして「ENICAR」

1910年代には、エニカの開発した抜群の制度を誇るポケットウォッチが、フランス、ドイツをはじめヨーロッパ大陸のほとんどの国で鉄道用時計として採用。
1930年代にはすでに自動巻き腕時計や防水時計を開発しており、スイス時計の大ブランドに成長した。
米軍空軍の指定時計だったエニカは、1951年、在日外国人向けとして日本に輸入。当時の主力モデル「シェルバー」は、欧米でも多くのパイロットやダイバーなどに愛用された。
1956年には、そのクオリティの高さから、スイスのヒマラヤ・エベレスト登山隊の公式時計として選定された。
1970年代になると、エニカは他社に先駆けて新しい素材を用いた薄型時計を開発。1974年には、スイスで最も早くクオーツ時計を製品化する。
より薄くなっていくクオーツムーブメントは、エニカのドレスウォッチに最適だった。

常に新しい素材やデザインを追求しながら作り出されるエニカの時計は、現在、400種類以上にも及んでいる。今日では機械式・クォーツを含め300を超える現代的なデザインの時計を発表しており、スイスを代表するマニュファクチュアとして時計ファンの間で知られている。

また、エニカブランドのアンティーク品や中古品に魅力を感じる機械式時計ファンも多く、オークションで高値で取引されていることもある。

ORIS

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オリスは100年以上に渡り、スイスで時計を作り続けています。
また、オリスという名はヘルシュタイン近郊の小川の名が起源。

オリスの時計は真の機械式時計であり、シンボルとなっているレッドローターはもちろん、その際立ったデザイン性の高さも注目されています。
また、オリスの個性的な時計はF1、ダイビング、ジャズ、アヴィエーション、ハリウッドなど各界の著名人たちによる着用のサポートもあり、多くの人々を魅了しています。

オリスは独自のファンクションとして次のムーブメントを開発しています。

  • # ワールドタイマー 第二時刻表示, センターから時分針 (T1). センターの時針T1は左右のプッシャーで時刻を進めたり遅らせることができる。3時位置の第二時刻表示 (T2)はデイ&ナイトインジケーター表示付。 デイトウィンドウ、スモールセコンド(オリスムーブメントNo.690)
  • # コンプリケーション ムーンフェイズウィンドウ, デイト&デイウィンドウ、第二時刻表示(24時間計), センターから時分秒針 (オリスムーブメント No. 581)
  • # レギュレーター センターから分針, 3時位置にサブダイアル, 9時位置にスモールセコンド (オリスムーブメント No. 649)
  • # ポインターデイト スモールセコンド (オリスムーブメント No. 644)
  • # ポインターデイト センターから秒針 (オリスムーブメント No. 654/584)
  • # ポインターデイ スモールセコンドとデイトウィンドウ (オリスムーブメント No.645)

オリスの時計の裏側を見れば、すぐにオリスが機械式時計の第一人者であることをおわかりいただけるでしょう。ケース裏の窓から見える時計内部の複雑な動き、時計の心臓部である機械式ムーブメントが見えることがそれを証明しています。
そして、オリスで働く時計職人の心は、100年もの間この真の機械式時計のために燃え続けているのです。

epos

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スケルトンから覗く機械の装飾

”夢”が現実となり”情熱”が花開くとき、メカニカルワークの芸術的探求は行き着く所一つのフレーズに集約される。
”Artistry in Watch Making”

それはモントレ・エポス社創業者であるPeter Hofer(ピーター・ホッファー)のモットーであり彼のライフワークとなっています。
ピーター・ホッファーの機械式時計に対する夢と情熱は皮肉にもクオーツ時計全盛期の1970年代半ばに芽生え、スイス時計産業の中心地、ビエンヌに機械式時計を専門に製作する会社MontresEposSAを設立したことにより実現されました。
彼は、時計作りを歴史や芸術的側面からとらえ、長年に渡って培われてきたスイス時計芸術の技巧や伝統を踏襲し、歴史を学び、そして現代の最先端のテクノロジーを融合させて新しいタイプの古典時計哲学をクリエイトしています。

近年”Epos”が時計愛好家の間で密かなブームになっているのは、エポスコレクションに息づく職人達の伝統技が、スイス時計産業黄金時代を彷彿させてくれるからでしょう。

エポス時計の特徴は、優秀な機械時計を、スイスでも名門のエボーシュ(ムーブ製造会社)で傑作といわれるムーブメントを厳選して採用し、時計創りをしている点にあります。
そして、ムーブメントだけではなく、完璧な仕上げのケース、入念な仕上げを施した文字盤、スケルトンから覗く機械の装飾をも施して、若者でも買うことができる価格にしている点でファンが急増中のブランドです。

Jean d’Eve

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ジャンイヴの歴史は、今から113年前に遡ります。
1888年、才能ある若き時計職人Barbezaは、自らのブランド、ル・ファー、ジャン・デイブを旗揚げしました。
彼の生み出した他にすりを見ない高性能の腕時計は、翌年開催されたパリの万国博覧会で高く評価されました。
この成功により、1905年には従業員200名の時計メーカーとなったル・ファージャン・デイブは、日付つき時計などの複雑な時計の生産を専門として着実に実績を上げ、1970年にはクロノグラフの生産で世界第2位となります。

そして1981年、新ブランド、ジャン・イブ(Jean d’Eve)が誕生しました。

このブランドが最初に送り出したセクトラシリーズ、120度の半月方のフェイスで時間を立て読みするという型破りなデザインは世界の注目を集め、スイスの時計博物館に収蔵されるという名誉を得ました。

さらに1988年には手首の動きをローターがキャッチして作動する発電機を持ったスイス発の電池なしクオーツを開発。いくつもの国際特許を得ました。続いて1933年には4つの文字盤で時をあらわすクォーターを発表。

こうしてJean d’Eveは常に技術とデザインの一歩先を歩み続けています。Jean d’Eveは時計の世界に新風をもたらしし続けているのです。

FREDERIQUE CONSTANT

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18世紀当初から既に時計製造業界の中心地としてその名を広め、時計製造方法の最高峰として君臨し、名誉ある伝統を今も引き継ぐジュネーブ。
1904年、文字盤職人のコンスタント・スタースと、フレデリック・シュレイナーが出会った時、二人がこの出会いが長く輝かしい関係の始まりだと確信しました。その後クロックの文字盤工房を始め、それがフレデリック・コンスタントの前身となったのです。

そして1988年にコンスタント・スタースの4代目にあたるピーター・スタースと、アレッタ・バックスが、時計メーカーとしてフレデリック・コンスタントを設立しました。
現在もダイアルのカッティング技術などは、その当時からの伝統が受け継がれ、フレデリック・コンスタントの特長になっています。

フレデリック・コンスタントはデザインの立ち上げから、最終組立作業まで一貫して自社で行っています。
デザイン・コンセプトは伝統的なクラシックラインと、トレンドを取り入れたモダンアートとの融合です。またフレデリック・コンスタントは最新のデザインコンピューターを採用しデザイン開発しています。

フレデリック・コンスタントの理念は、ごく限られた一部の時計愛好家だけでなく、高品質の時計をより多くの方々に楽しんでいただくことにあります。